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8月7日(月)デイブ・レニーヘッドコーチ就任記者会見を行いました。

8月7日(月)スティーラーズ記念館にてデイブ・レニーヘッドコーチ就任記者会見を行いました。会見には、オンラインと合わせて17媒体が参加し、注目度の高さが伺えます。
冒頭、福本 正幸チームディレクターが「昨シーズンは9位に終わり、チームの立て直しを図るため、ヘッドコーチの人選についてウェイン・スミス(ラグビーコーチメンター/チームアンバサダー)と話し合いました。ウェインから推薦があったことと、人間的にも素晴らしいということで、レニー氏にオファーを出し、彼も快諾してくれて、フルタイムで指揮を執ってくれることになりました。目指すラグビーは、ボールを動かす展開ラグビーです。彼ならファンの皆様が面白いと思うラグビーを見せてくれると思います」とレニー氏がヘッドコーチに就任するまでの経緯を説明。
続けて、デイブ・レニーヘッドコーチが「チーフスと神戸スティーラーズが提携していたこともあり、チームのことをよく知っていました。素晴らしい会社、素晴らしい選手、そして神戸という街も素晴らしいです。神戸スティーラーズのために働けることを嬉しく思います。神戸スティーラーズには、良い選手が揃っていますし、9位にいるようなチームではありません。オファーを受けてからチームのプランニングを進めてきました。やるべきことをやって、スタッフ、選手とともに新しいチームを作っていきます」と意気込みを述べました。
その後の質疑応答では、チームの課題について問われ、「コンディショニングの部分を変えていかないといけません。昨シーズン、明らかにフィットネスレベルが足りていませんでした。後半に入ると、疲れが出て、高いレベルでスキルを遂行できなくなり、ミスをする。ジムで行うトレーニングとラグビーが連携できるようにしていき、フィットネスレベルをより向上させていきます」とフィットネスの強化に着手すると回答。また、フィットネスレベルを上げることで、昨シーズン、多かった反則も減らしていくことができるとレニーヘッドコーチは述べていました。
目指すラグビーについては、ファンの方々を魅了するラグビーをするとした上で、ディフェンスのクオリティを高めていくとも。
「神戸スティーラーズは、アタックに関しては、良いものを持っています。昨シーズンも得点数は多かった。ただ、失点も多く、そこを変えていかなければいけません。ディフェンスのクオリティを高めることで、アタックの機会が増えます。ディフェンスコーチを務めるウェスリー・クラークは、12年前に一緒に仕事をした仲で、女子ニュージーランド代表を優勝に導いた素晴らしいコーチです。昨シーズンの神戸スティーラーズのディフェンスは、一貫性が見られませんでしたので、一人一人がディフェンス面において、何をすべきか同じページを見られるようにしていきます」
リーグワンのレベルに関しては、「どのチームにも各国代表のトップ選手が所属し、タフなリーグになっています」と答え、「ただ、我々のチームも同じように素晴らしい選手が揃っています。ジャージにプライドを取り戻すために取り組んでいきます」と巻き返しを誓いました。
目標は、もちろん「優勝」です。
「どのチームも優勝を目指してやっています。我々も優勝という野望を持っています。その目標を達成するためには、ハードワークし続けないといけません。選手が毎週トップパフォーマンスを発揮し、怪我人が出てもカバーできるチーム層の厚さも必要です。そこに近づけることができるようやっていきます」と話していました。
スーパーラグビーの「チーフス」を2012年、2013年連覇に導き、国際レベルでも指導してきたレニーヘッドコーチに、福本チームディレクターは「神戸スティーラーズを良い方向に牽引してくれると思います」とその手腕に期待を寄せます。
2018–19シーズンの戴冠以来の頂点を目指す新生コベルコ神戸スティーラーズの応援をよろしくお願いします。

 

2023–24シーズン新体制およびプレシーズンのチームスケジュール

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