ASK THE KOBE STEELERS

一問一答

「ラグビーがうまくなりたい!」 「ラグビーを始めたい!」 などラグビーに関する質問や、トレーニングについてなど、選手に聞いてみたい素朴な質問に選手やスタッフがお答えします。

Q

(例)
僕の通う中学校にはラグビー部がありません。
ラグビー選手になりたいのですがどうすればいいでしょうか?

(りょうた/13才)

A

PR平島久照

近くのラグビースクールでプレイして頂くのが良いと思いますが、ラグビーにはいろんなスポーツの要素が含まれていますので、一つのスポーツにこだわらず、いろんなスポーツに一生懸命取り組んで下さい。
関西在住の方でしたら、SCIX(シックス)ラグビークラブをお薦めします。神戸製鋼・灘浜グラウンドでコベルコスティーラーズのOBも指導にあたり週2回活動しております。
応募に関する詳しい内容はホームページをご覧下さい。
●SCIXホームページ→http://www.scix.org/

Q

同じプロップでも「ルースヘッド」「タイトヘッド」、フランカーでも「オープンサイドフランカー」「ブラインドサイドフランカー」というように呼び方に違いがあるそうですね。どう違うのか素人にはさっぱり分かりません。
また、このように同じポジションでも左右の違いで(1番と3番のプロップ、4番と5番のロック、6番と7番のフランカー、11番と14番のウィング、12番と13番のセンター)求められる役割や適性は異なるのでしょうか。

(神戸人)

A

監督増保 輝則

ルースヘッドとタイトヘッドは、1番・3番の別称です。読んで字のごとく、ルースヘッドは首がルースになっているわけです。頭を相手の3番の外側に向かってスクラムを組みますよね。右には相手3番の頭がありますが、左側には何もない状況でルースな状態になっています。一方、タイトヘッドは首がタイトな状況にあるわけです。相手の1番と2番の間に首を入れてスクラムを組みます。よって右も左も相手の頭があり、非常にタイトな状況ですよね。このようなプロップの頭の状態を表したものが、別称となって呼ばれています。ちなみに外国ではこの別称が、プロップをさす一般的な呼称になっています。

オープンサイドとブラインドサイドの違いに関しては、チームによって状況が異なり、一括りには言えません。神戸製鋼の場合、フランカーに関しては運動量豊富でリンクプレーに強い選手をオープンサイド、一方、攻撃的な選手がブラインドサイドといった形にしていますね。

ウイングに関しては、ブラインドサイドには、足はあまり速くはないが強さがあったり、運動量が豊富であったり、といったプレイヤーが配置される傾向にあります。スピードのある選手であれば、相手にプレッシャーがかかりますので、やはりオープンサイドにまわることが多いと思われます。

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