チーム
11月13日(金)「東日本大震災津波伝承館」訪問および釜石SWの桜庭GMによる講演を 拝聴しました。
釜石シーウェイブスRFC(以下、釜石SW)との「いわて・かまいしラグビーメモリアルマッチ」の前日の11月13日(金)、陸前高田市にある「東日本大震災津波伝承館」を訪問しました。「いわてTSUNAMIメモリアル」の愛称を持つ「東日本大震災津波伝承館」とは、東日本大震災の事実と教訓を世界や次世代に継承していくための拠点で、パネルや映像を通して、震災津波の破壊力や脅威を実感し、震災津波を自分事として捉え、命を守る教訓を学ぶことができる施設です。東日本大震災津波伝承館に着くと、チームを代表して岡野ラグビーセンター長、楠山ディレクター、福本チームディレクター、スミスディレクター オブ ラグビー、ディロンヘッドコーチ、橋本(大)キャプテンが追悼の献花を行い、被害に遭われた方々のご冥福をお祈りしました。施設に入り、まずはシアターで津波被害の映像を視聴。続いて、職員の方の説明を聞きながら展示されている消防車や陸橋の一部を見学し、選手、スタッフ一同は改めて震災津波の脅威やその被害の大きさを感じました。出口付近のモニターには、施設を訪れた著名人からのメッセージが映し出されており、スミスディレクター オブ ラグビー、ディロンヘッドコーチ、橋本(大)キャプテンが復興に向けたメッセージを残して、施設を後にしました。
その後、宿泊先のホテルへ。全選手、スタッフの前で、釜石SWの桜庭GMに「ラグビーを通じた震災復興と街づくり」をテーマに震災当時から現在に至るまでを語っていただきました。釜石市は岩手県内では陸前高田市に次ぐ犠牲者が出たそうです。地域密着を掲げる釜石SWは震災からの復興の象徴の一つとなるべく、復興に向けて尽力され、釜石市は2019年のラグビーワールドカップ日本大会の開催地にもなりました。
「被災地」「日本選手権7連覇」のキーワードで結びつく釜石SWと神戸スティーラーズは、これからも互いに手を取り合って協力していきたいと思います。